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覚えておきたい「のし」と「水引」の基礎知識
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覚えておきたい「のし」と「水引」の基礎知識

まずは贈り物の基本である「のし」と「水引」について確認をしましょう。どちらも間違えると失礼になるので、注意して。祝儀袋も贈り物を包む「のし紙」も基本の考え方は同じなので、覚えておきましょう。

#01|お祝い事に用いる「のし」

お祝い事に用いる「のし」

##s##慶事の贈り物は「のし」付き、弔事は「のし」なしが原則##e##です。

「のし」とは「のしあわび」の略称で、お祝いに海産物を贈った習慣が時代と共に簡略化し、現在のように包みの右上に付けられるようになりました。##s##病気見舞いは祝い事ではないので「のし」なし##e##で。病気が治ったときの「快気祝」「快気内祝」は、喜ばしいことなので「のし」付きで贈ります。

「のし」=生物を意味するため、殺生を避ける弔事では「のし」を付けません。

#02|用途によって使い分ける「水引」

「ちょう結び」の水引

「ちょう結び」の水引

結び目が簡単にほどけ、何度も結び直せる「ちょう結び」の水引は、##s##何度あっても良いお祝いやお礼##e##に用います。

紅白の水引を5本束ねて結んだものが一般的ですが、結婚記念日、長寿など特別なお祝いのときには金銀7本を使うことも。##s##水引の数が多いほど、豪華なお祝い##e##という意味になるので覚えておきましょう。

Point 「ちょう結び」の水引を使うのはこんなとき

出産、七五三、入園・入学、卒業・就職、成人式、金銀婚式や長寿のお祝い、新築・引っ越し、開店祝い、楽屋見舞い、お中元、お歳暮、お年賀、お礼などを贈るときに。また、お返しとして「内祝」を贈るときにも

「結び切り」の水引

「結び切り」の水引

一度結ぶとほどくことができないため、##s##一度きりにしたい結婚祝いや病気見舞い、弔事に使うのが、「結び切り」の水引##e##です。

「結び切り」をアレンジした「あわじ結び」は、左右の和が結び合い、両端を引っ張るとさらに強く結ばれることから結婚式に多く使われます。##s##結婚祝いのご祝儀を包むときは、紅白か金銀の水引を10本束ねた祝儀袋を用意します##e##。結婚式の引出物や引菓子、新郎・新婦が出席者に「お車代」を渡すときなどは、紅白の10本の「結び切り」の水引を使います。結婚祝いを頂いた場合の内祝いにもこの水引を用います。

Point 間違いやすい「病気見舞い」と「快気祝い」

##s##病気見舞いは祝い事ではないので「のし」なし##e##で。##s##病気が治ったときの「快気祝」「快気内祝」は喜ばしいことなので「のし」付き##e##で贈ります。病気見舞いを頂いた後、全快したときのお返しは「快気祝」、退院した時の身内でのお祝いなら「快気内祝」、長期入院になりそうで、取りあえずお見舞いのお返しをしたいときは「御見舞御礼」と表書きをします。

イラスト/moeko 構成・文/小田真穂(編集部)

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