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  5. 温かみのある輝き! 婚約指輪にも使える真珠(パール)とは

温かみのある輝き!
婚約指輪にも使える
真珠(パール) の魅力

真珠が装飾された指輪

日本の特産品としても知られる真珠は6月の誕生石。その温かみのある輝きで古来から人々を魅了してきた。この記事では、婚約指輪(エンゲージリング)にもお勧めの真珠の魅力についてご紹介。

真珠(パール)とは

異なった真珠が並んだ画像

優しい光沢で柔らかく温かみがある輝きが魅力の真珠 。真珠は研磨されて輝きが生まれる鉱物の宝石と異なり、貝から取り出された瞬間から宝石として輝くのが特徴。

真珠は母貝により種類が異なる 。アコヤ貝から採れ、日本が主な産地となっているアコヤ真珠をはじめ、シロチョウ貝から採れ、粒が大きいのが特徴のシロチョウ真珠、クロチョウ貝から採れ、シルバーや黒色のクロチョウ真珠、マベ貝から採れ、半球状のマベ真珠(半球真珠)、イケチョウ貝やヒレイケチョウ貝から採れ、米粒上やスティック状の淡水真珠などの種類がある。

また、色合いもそれぞれ異なり、ホワイトやクリームをはじめ、ピンクやゴールド、青、グリーン、、ブラック、シルバーなどがある。

良い真珠の条件

真珠の品質は巻きと照りによって評価される

巻き

巻きとは真珠の輝きを生み出すもので、積み重ねられた真珠層の厚みのこと。 真珠の巻きが厚いほど、光沢と深みを備えた色目の良い真珠になる

照り

照りとは光沢や輝き具合のこと。 巻きが厚いほど干渉色(真珠層を作る炭酸カルシウムが生み出す色のこと。ピンクとグリーンの2色)を伴う光沢が出て、深みのある色目になる

真珠の選び方

巻が厚い真珠と薄い真珠を並べた画像

巻きとテリに着目して選ぶ。また、色や形、傷の有無、サイズもポイントに 。色や形、サイズで真珠の印象は大きく異なる。

どの素材、どのデザインでも似合う

凛(りん)とした強さを感じさせ、気品に溢れた真珠は、 どんな素材とも相性抜群 。白銀色のプラチナと合わせると上品な印象に。ピンクゴールドと合わせれば、キュートな雰囲気になる。例えば、大粒のパールを主役に小さなメレダイヤをサイドに配置したデザインは、大人の上品さを演出できるのでお勧め。

婚約記念品として、指輪ではなくパールのネックレスを贈るのも素敵。高品質のパールレックレスは慶弔どちらのシーンでも使え、一つあると重宝する。

真珠のお手入れ方法

巻が厚い真珠と薄い真珠を並べた画像

真珠は、ダイヤモンドやルビーなどと、お手入れの方法が異なるので注意が必要。 真珠のリングを着用した後は、宝石箱にしまう前に柔らかい布で軽く拭き取るのがお勧め 。また真珠は柔らかいため、他の宝石とぶつからないように保管したい。

温かみがあり、ダイヤモンドとは一味違った魅力のある真珠。婚約指輪の宝石として考えてみてはいかが?

真珠の特徴

  • 6月の誕生石で優しく温かみのある輝きが魅力
  • クリーム、赤、ゴールド、青、グリーンなど、カラーバリエーションが豊富
  • 巻きと照りに注目して選ぶが
  • デリケートなのでお手入れは丁寧に
※監修/岡本有紀子(一般社団法人日本ジュエリー協会認定 1級ジュエリーコーディネーター)