【結婚式レポートin静岡県】感謝の気持ちはカタチにしないと伝わらないんですよね
友人らがふたりをどれほど慕うか伝わった披露宴
共に中学生のとき、親が別々の人生を選び、慶悟さんも愛実さんも母に育てられた。愛実さんは、母に背中を押され、母と同じ看護師の道へ。慶悟さんの母は、今でも末っ子長男の慶悟さんをハグするほど可愛がってきた。「結婚式はやらなくてもいいかも」と言った愛実さんに、「女手一つで育て上げたお母さんに、感謝の気持ちをカタチにしなくちゃ伝わらないよ」と、結婚式を勧めたのは慶悟さんだった。慶悟さんの母は慶悟さんが20歳の時に再婚。慶悟さんはこの父を『ひろさん』と呼んで慕っている。「母を支えてくれている父には感謝しかありません。いろいろなカタチの家族があっていい。母にも父にもありがとうを伝える日にしたい」と。
挙式は、慶悟さんは母からのジャケットセレモニーで、愛実さんは母とバージンロードを歩き、母との時間を心に刻んだ。祝宴では友人らが、自ら買って出て余興を繰り広げた。友人の中でも最後の結婚となった愛実さん。“余興隊長”としてこれまで盛り上げてきたことに、お礼を込めたお祝いとなった。そしてお開き前、ふたりは親の元へ。しっかりと抱き合い、言葉ではなく態度で感謝の思いを精いっぱい伝えると、ゲストからは温かな拍手が送られた。
「母が以前勤めていた病院に今勤務しています。誰もが母は温厚だったと口を揃えます。家庭でも同じ。私と弟を怒ったことがありません。それでいて弱音を見せない。母と看護の話ができて嬉しいんです」と愛実さん
友人の多いふたり。心からの祝福のバブルシャワーの中を歩いた
当日までにふたり合わせて16kgのダイエットに成功!「何kg痩せたでしょう?」クイズにして場を盛り上げた
ご当地食材を使ったおもてなし
結婚証明書はゲストが真ちゅうにイニシャルを刻んだものに、最後にふたりが刻んで完成
慶悟さんの友人らによる余興で会場全体が一つに
オシャレが大好きなふたり。この日のためにお揃いの靴を購入し、ウエルカムスペースに飾った
今でも普段からハグをする慶悟さんの母。ジャケットセレモニーではいつも以上に愛情がこもったハグとなった
ケーキの上の小箱の中から慶悟さんの愛車を模したマジパンが登場
友人らがふたりにサプライズプレゼントを用意
愛実さんの友人らの余興に慶悟さんも飛び入り参加!
静岡県在住
高橋慶悟さん(31歳)
愛実さん(33歳)
挙式日:2023年9月16日
挙式披露宴会場:アーブルオランジュ
招待客:80名
お互いの職場の友人夫婦からの、紹介で知り合う。お互いの境遇が似ていることもありすぐに意気投合した。
※ゼクシィ静岡版2024年1月号より転載
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