【結婚式レポートin広島県】結婚式は、卒業式と入学式。感謝の想いが溢れました
たくさんの愛と感動と笑顔に溢れた一日
新郎新婦はふたりとも小学校の教員。「ふたりらしい結婚式って何だろう」と悩む中、ようやく結論に至ったのが学校で行う結婚式だった。
ここは広島県の北部。廃校になった木造校舎を改装した施設を貸し切りにして、結婚式が実現できた。体育館のステージ側の半分を挙式会場に、もう半分を披露宴会場に。控室は教室を利用し乾杯や記念撮影は校庭で。挙式や披露宴などの区切りにはチャイムが鳴る素敵な演出も。この施設をフルに活用することで、どこかかわいらしく懐かしさも漂わせていた。
ふたりはメッセージをチョークで黒板いっぱいに書き、ゲストへのウエルカムボードに。そして木造校舎の前でファーストミートを行った。
挙式は両家の父母と一緒に体育館のステージに上がり、子育て感謝状を手渡して父母からの「卒業式」。披露宴はふたりの合図で全員で「いただきます!」。友人の余興などのプログラムの後、お開き直前にもう一度挙式会場へ戻り、再びふたりは誓い合い、これからの生活への「入学式」を行った。「親族や友人に囲まれて新たなスタートを見守ってもらえて、世界一幸せな時間でした」と、ふたりには一生忘れられない結婚式になった。
木造校舎の前で行ったファーストミート。笑顔でグータッチ
新郎新婦それぞれから父母へ感謝の言葉を述べ、子育て感謝状を贈った「卒業式」
体育館に作った披露宴会場
ゲストにメッセージを書いてもらった大きな黒板は、実はリングピロー。黒板中央のクマにリングが用意されている
ゲストがさまざまな映像や余興を用意してくれた
挙式を終えて校庭でゲストと写真を撮りながら過ごす
披露宴の後、再び誓う「入学式」を終え、ゲストに囲まれてグータッチで退場する経さん
「卒業式」という名の挙式を終えて笑顔で退場
校舎や跳び箱などがデザインされた、世界で一つだけのウエディングケーキ。ファーストバイトはふたりで花丸クッキーにかじりついた
全てのセレモニーを終え、ゲストの拍手を受けながらごあいさつ
体育館が披露宴会場。新郎新婦による乾杯の発声の後、全員で「いただきます!」
この黒板は、事前にふたりで書いたウエルカムボードのような存在。この黒板の前でカラードレスのファーストミート
広島県安芸高田市在住
神田 経さん(25歳)
怜菜さん(26歳)
挙式日:2022年9月24日
会場:ほしはら山のがっこう(広島県)
プロデュース:la!hal wedding
職場の研修で出会う。同期の仲間と遊ぶうち2019年10月から交際。2年目記念日に婚姻届を提出。
※ゼクシィ岡山・広島・山口・鳥取・島根版2023年6月号より転載
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