【結婚式レポートin鹿児島県】大好きな人たちに囲まれて“永遠”の思い出ができました
ふたりで一緒に作り上げた式で笑って泣いて……
ふたりの出会いは病院。虫垂炎の新婦を見舞うため、友人が連れてきたのが新郎だった。交際4年目のプロポーズも友人が後押し。暗闇で婚約指輪を照らすロマンチックな演出が、「大事なときはいつも素っぴん」という唯一無二の思い出を残してくれた。
そして、美しいドレス姿で迎えた当日。「しんみりが苦手」というふたりが選んだのは人前式。母からのベールダウン、父とのバージンロード、そしてリングを運んだ新婦姉一家……リニューアルされたばかりのチャペルで家族の新たな歴史が刻まれた。
受付や披露宴会場でゲストの目を楽しませたのは新婦手作りのオシャレアイテム。演出面では新郎の希望で取り入れたビールラウンドがゲストににぎわいを提供していた。「しんみりが苦手」なふたりに代わって感動を呼んだのが新婦姉弟による中座エスコート。きょうだいの様子を見守っていた親族は幼い頃の記憶と重ねて懐かしんでいた。
笑いあり涙ありの披露宴の締めくくりは会場スタッフと一緒に踊るサプライズで。ガラス越しに見えるゲストの笑顔はふたりにとって何よりのご褒美。挙式後に空へ放ったバルーンのように色鮮やかな思い出を“永遠”に残した。
車椅子で参列してくれた新婦祖母に感謝を伝えた温かなシーン
縦半分にカットされたいちごがまるで真っ赤なハートのよう
新婦の教え子からサプライズのお祝い。ドレス姿の「りこ先生」を前に照れながら
新婦姉弟のエスコート。「どうして涙が出たのか、自分でも分からない」と語った新婦姉。普段はしっかり者の姉の涙にまず弟がつられ、その涙を指さす新婦の目にも涙が……
「ありきたりな花束ではふたりの気持ちを伝えられない」と考えていた新婦。悩んだ末に選んだのは焼酎と時計
モノクロのフォトパネルは新婦の手作り
ジャケットを脱ぎ、ビールサーバーを担いだ新郎。売り子さん気分でゲストに注ぐ演出を楽しんだ
手押し車に乗せられた新婦おいのキュートなしぐさに参列者はメロメロ
青空の下、ブーケトスで女友達の笑顔がキラキラ
プランナーやシェフも一緒にオールキャストダンスフィナーレ
ナチュラルな高砂席はいつも笑顔でいっぱい。新郎新婦は友人に体を寄せて記念写真に納まった
福岡県福岡市在住
竹之内優来さん(26歳)
りこさん(26歳)
挙式日:2019年10月27日
会場:グレイスヒル・オーシャンテラス
招待客数:100名
運命を大切にする新郎と25に縁のある新婦。交際4年目記念日にプロポーズ。2月5日に婚姻届を提出。
※ゼクシィ宮崎・鹿児島版2020年5月号より転載
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