【結婚式レポートin熊本県】異国での恋を実らせて、情熱的な一日を実現できました

人前式のダズンローズセレモニーで、ゲスト一人一人からバラの花を受け取る新郎。花束ができると、新婦の前にひざまずいてプロポーズ。新婦は幸福感で満たされた表情で受け取り、夢に見た結婚式を実現した。
ふたりが出会ったのは、４年前の上海。新婦が働いていた幼稚園の夏祭りに、現地で会社経営をしていた新郎が訪れたことがきっかけだった。すぐに意気投合し、交際へ。その後長男を授かり新婦は帰国……と、目まぐるしい日々の中、プロポーズの記憶さえなかったふたりにとって、ダズンローズセレモニーは感動の瞬間。さらに、長男の涼雅君がふたりの元に結婚誓約書を運んでくると、会場は幸せムードでいっぱいになった。
披露宴は出会いの地・上海をテーマに異国情緒あふれるアイテムや演出でおもてなし。中でもこだわったのは、中国の慶事に欠かせない獅子舞の演舞。シャンシャン、ドドーンと、シンバルと太鼓の大音響の中、鮮やかな中国の婚礼衣裳に身を包んだ新郎新婦が獅子舞を引き連れて登場すると、会場はお祭りムード一色に。大迫力の演出を子どもも大人も一体となって楽しみ、新しい家族の門出とゲスト全員の幸せを祈った。

幸せをかみ締めながらフラワーシャワーの祝福

ゲストに指スタンプを押してもらったウエディングツリーに署名をして結婚宣誓

オフホワイトの装花やアイテムで彩った高砂席

指輪交換の後、愛息に誓いのチュッ！

神戸在住の舞踏団による獅子舞の演舞。ふたりが「紅包（ホンパオ）」をささげ幸せを願うと、踊りは最高潮に

「感謝」の文字をデザインした中国の吉祥花文字をウエルカムボードに

新郎は祖母と中座。席まで迎えに行くと、祖母は驚きながらも大喜び

獅子舞が各卓を回り、ゲストの頭をかんで縁起担ぎ

席札、席次表には上海の夜景をデザイン。ドライフラワーも添えて

当日は新婦親の33回目の結婚記念日で、親たちへの感謝を込めたおむすびバイトを計画。両母は楽しそうにおむすびを作って演出を満喫。新婦は子どもの頃を懐かしんで頬張った

国際派のふたりらしくトラベルをイメージしてデザインしたソープケーキ。演出後は、ゲストの人数分にカットしてプチギフトに

Profile

福岡県筑紫野市在住
藤原 慎さん（29歳）
順子さん（32歳）

挙式日：2019年3月9日
会場：マリエール神水苑
招待客数：121名


上海で出会う。出産を機に新婦は帰国。約２年の遠距離結婚を経て、新郎も帰国し、念願の結婚式を挙げることに。

※ゼクシィ熊本版2019年9月号より転載

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