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結婚式に消極的な彼。その本音とは?先輩カップルはどう話し合った?

結婚式はしたいけど、彼は消極的な様子。自分の要望を押し通すのも彼に悪いし、どのように話し合うのがいいのかな……と悩むプレ花嫁もいるのでは?結婚式は人生の大きなイベントだから、「する」「しない」で彼と意見が割れたとき、気持ちを抑えずに話し合うのが正しい選択。
この記事では、結婚式に消極的な彼の気持ちの裏側にある理由をひも解きながら、実際に話し合いをしたカップルの体験談を紹介していきます。

「結婚式しなくても……」彼が消極的な理由って?

結婚式に消極的な彼

編集部がアンケートを取ったところ、特に多かった理由は上記の4つに。

理由はさまざまだけど、どちらか一方が結婚式をしたい気持ちがあるのに、挙げないままだと後悔につながることも。お互いの価値観を擦り合わせるためにも、ふたりで話し合うことが必要なんです。

次からは理由別に、先輩カップルがどのように話し合ったのかを紹介していきます。せひ参考にしてみて。

消極的な理由1)金銭的な面で悩むから

hitomiさんカップルの場合

消極的な理由

「結婚式は一生に一度のビッグイベントで、大切な人たちが一堂に会する機会。何より親や周囲の人へ感謝の気持ちを伝える場にしたいので、挙げないという選択肢はなかった」とhitomiさん。花嫁姿を記念に残したいという思いも強かったのだとか。一方、彼は「会場見学でもらった見積りが高く、結婚指輪を購入するだけで十分では?」という温度感。当初は結婚に対しての思いの差が大きいふたりだった。

質問

どんなふうに話し合った?

答え

結婚式会場に下見に行った際にもらった見積り金額が高額だったこともあり、結婚式を挙げることに不安を感じていた彼。そこで、私が結婚式の良さと抱いている憧れ、親に感謝を伝えたいことを熱弁。ふたりで貯金と節約に励めば実現できるということを説明しました。(hitomiさん)

質問

彼の気持ちが変わったのは?

答え

結婚式で立派に成長した姿を披露し、育ててくれた親への感謝を伝えたいという私の思いに心が動いたようです。さらに「結婚式は一生に一度、大好きな友人や親族が集結する唯一の機会だよ」との言葉が響いたようで、結婚式のために貯金を始めてくれました。(hitomiさん)

ふたりが挙げたのは「感謝を伝える同窓会のような結婚式」

消極的な理由

ふたりで1年半貯金と節約をがんばり、迎えた結婚式当日。家族に感謝を伝えるのはもちろん、裏テーマを「同窓会」にし、アットホームな雰囲気の中、友人たちとのおしゃべりを満喫。他にも披露宴中に全員で記念写真を撮るなど、わきあいあいとした結婚式を実現した。

Other cases

同じ悩みを持つカップルはこんな話し合いを
花嫁

【具体的な見積りで実現性を確認】
コロナ下で収入が減っていた時期だったので金銭面の不安がありました。いくつかブライダルフェアに行き、見積りをもらって相場を確認したら、小さめの会場でゲスト数を抑えれば実現できそう!という話になり、安心して契約しました。(舞香さん)

花嫁

【彼が兄夫婦の式に参列し、感化】
お金を掛けてまで結婚式をやる必要があるのか迷っていた彼。そんな中、彼の兄夫婦や友人が続けて結婚式を実施。結婚式に参列し、感化されたタイミングできちんと話し合ったところ「やっぱり挙げよう」という結論になりました。(ねこさん)

花嫁

【ブライダルフェアで悩みを相談】
あまり貯金がなく、彼だけでなく私も結婚式はしなくていいかもと考えていました。そんなとき、なんとなく訪れたブライダルフェアでプランナーさんに状況を相談。おいしい料理を試食し、話を聞くうちに少人数なら結婚式ができそう、それならしたいという気持ちに変化しました。(まどかさん)

挙げなかった花嫁

【貯蓄状況を踏まえ、優先度を決定】
お互いに結婚を機に実家を出たため、新生活費用で貯蓄が減り、貯蓄が少ない状態で結婚式を挙げるのは難しいねと話し合いました。引越し後のお金が必要な時期に当面の出費を抑えられたことは良かったと思いますが、お金が貯まったら何か記念に残ることをしたいと思っています。(りんさん)

挙げなかった花嫁

【お車代まで考慮して検討】
彼の親・親族が遠方に住んでいたので、結婚式を挙げる場所やお車代などの負担について話し合った結果、結婚式は挙げませんでした。婚姻届を提出したとき、彼の親が結納をしたいと希望してくれ、両家のお食事会を兼ねて結納式を実施。結果的に、いい思い出となり良かったです。(M.Iさん)

消極的な理由2)人前に出るのが恥ずかしい

千聖さんカップルの場合

消極的な理由

結婚式はお世話になった人へ感謝し、決意を示す場だと考えていた千聖さん。特に親には「ふたりの娘に生まれて幸せだった」という思いを伝えたいと希望。一方、彼は「人前に出るのが恥ずかしいから派手な結婚式は避けたい」と思っていたそう。また、結婚式に対して後ろ向きではなかったものの、友達や親戚も少ないので両家のゲスト人数のアンバランスも気になっていたのだとか。

質問

どんなふうに話し合った?

回答

「私たちらしい結婚式を考えてみよう」と、さまざまなジャンルの会場見学をしながら意見を擦り合わせたところ、結婚式を行うならゲストに感謝を伝えることをメインしたいという点で意見が合い、おもてなしを軸に考えることにしました。そんなとき訪れた会場の料理が気に入り、おいしい料理を楽しんでもらう結婚式がふたりらしいねという結論に。(千聖さん)

質問

彼の気持ちが変わったのは?

回答

何よりも私の結婚式への熱意に引っ張られたのだそうです。格式の高さを感じる会場ではなく、ふたりもゲストと一緒に食事を楽しめるアットホームな会場もあると知ったこともポイントでした。また、両家間のゲスト人数差はよくあること、マナー違反ではないことをプランナーさんから聞き、結婚式に対してとても前向きになってくれました。(千聖さん)

ふたりが挙げたのは「歓談メインのリラックスできる結婚式」

消極的な理由

格式高さではなく、リラックスして楽しむことを重視した自然光溢れる会場をセレクト。ゲストによる余興をやめ、歓談メインのプログラムにしたことで、ふたりが「主役」として目立つのではなく、ゲストと一緒に会話を楽しむ結婚式に。

Other cases

同じ悩みを持つカップルはこんな話し合いを
花嫁

【選択肢の幅を伝え、彼もイメージが持てた】
人前に出るのが苦手で体形コンプレックスもある彼。結婚式には消極的でしたが、一生に一度のことだからと話し、神社に下見に行くことに。実際の挙式を見て少人数で挙げる選択肢や、袴なら体型カバーできると感じてくれ、私の憧れだった和婚を行うことができました。(ぼにさん)

花嫁

【彼らしさが出せる家族だけの挙式に】
ふたりとも目立つことは苦手ですが、彼は私以上に結婚式を挙げるのをちゅうちょしていました。そんなとき、挙式とフォトウエディングができることを知り、申し込み。家族だけの挙式だったおかげで彼らしい表情が見られ、良い選択をしたと思いました。(カナタさん)

花嫁

【ふたりが主役ではなく、ホストとなる結婚式を考えた】
派手なことが苦手な彼。自分が人前に出るのは仕方ないとしても、親が目立つことに抵抗があり、結婚式をためらっていました。ふたりで考えた結果、親もゲストとしてもてなし、私たちだけで完結できるアットホームな結婚式を行うことにしました。(なっちゃんさん)

挙げない花嫁

【ドレスを着たい気持ちを伝え、フォトウエディングで決定】
人前で注目を浴びるのが苦手な彼。私はウエディングドレスを着てみたいという気持ちと、写真を残したいという気持ちがあったため、フォトウエディングを予定。両家顔合わせを兼ねた食事会を実施し、フォトウエディングの写真は両家に渡す予定です。(てらのすけさん)

消極的な理由3)形式的な儀式に必要性を感じていない

ちよこれいとさんカップルの場合

形式的な儀式に必要性を感じない

ウエディングドレスを着て両親に見てもらうのが小さい頃からの夢だったというちよこれいとさん。たとえ小規模でも結婚式は必ずやるものだと思っていたのに、彼は「結婚式は素敵だけど必要性を感じていなくて、絶対したいとまでは思っていない」とのこと。否定しているわけではなかったものの、結婚式に対する考えの違いを感じるスタートだったそう。

質問

どんなふうに話し合った?

回答

「結婚式は挙げなくていいかも」という心境だった彼と一緒に会場見学へ出かけました。ふたりでじっくり話し合ったわけではなかったのですが、プランナーさんから話を聞くうちに今どきの結婚式は自由度が高く、いろんなスタイルがあることを理解してくれたようでした。(ちよこれいとさん)

質問

彼の気持ちが変わったのは?

回答

会場を決めた後もそれほど乗り気ではなかった彼。しかし、コロナ下で欠席のゲストが多く出てしまい、悲しくなった私が号泣。その姿を見て「なんとか成功させよう」と思ってくれたよう。細かい打ち合わせにも積極的に参加してくれ、披露宴で行うゲームを考えたり、ウエルカムボードを作ったり、スピーチの練習をしたり。楽しみながら一生懸命取り組んでくれて嬉しくなりました。(ちよこれいとさん)

ふたりが挙げたのは「堅苦しくない、ゲームや歓談多めの結婚式」

形式的な儀式に必要性を感じない

ふたりで話し合って決めたのは「堅苦しく形式ばったものではなく、私たちらしい結婚式にしよう」ということ。ゲームやフォトラウンド、歓談の時間を多く確保し、なるべくたくさんのゲストと触れ合えるように工夫した。当日は、ゲストの楽しそうな姿を見ることができ、ふたりも大満足な一日に。

Other cases

同じ悩みを持つカップルはこんな話し合いを
花嫁

【結婚式を挙げたい思いを彼に伝えた】
大げさな結婚式には抵抗があり、目立つことも苦手だった彼。そこで、周りの人に感謝し、けじめをつける意味で結婚式を挙げたいと私の気持ちを伝えました。話し合ったところ彼が納得してくれ、少人数のアットホームな結婚式を叶えました。(まーさん)

花嫁

【彼に気持ちを伝え、理想の結婚式の形を考えた】
結婚式自体に関心がなかった彼ですが、私の結婚式を挙げたいという気持ちを知って「花嫁が満足できればいい」と願いを聞いてくれました。お互いに親しい友人を中心に招くことで、形式ばらず温かな結婚式を実現でき、嬉しかったです。(Raymondaさん)

花嫁

【希望を擦り合わせ、式イメージを固めた】
彼は以前から「親や親戚、見栄のために結婚式をするのはいや」と言っており、派手で目立つことも苦手なタイプ。お互いの希望を擦り合わせて検討した結果、ふたりだけで挙式をすることに決めました。(kiimariさん)

挙げなかった

【挙げる意味を考え、お互いに意見が一致】
彼は、当事者同士が誓い合えれば、結婚式にこだわらなくても十分と思っていました。私も地元を離れていて、親や親族との縁も浅いことを伝えたうえで、挙げなくてもいいという選択に。その代わり、ふたりで新婚旅行として国内を旅することで思い出を作りました。(ネムネムさん)

消極的な理由4)招待ゲストに迷うから

ゆうさんカップルの場合

招待ゲストに迷う

「憧れも親孝行の意味もある結婚式。久しぶりに友人たちと会いたい気持ちも強く、やらないという選択肢はなかったです」というゆうさんと、自分側のゲストの人数が少なく、両家で差がついてしまうことを気にしていた彼。準備が大変という印象もあり、彼は結婚式を行うことがやや不安だったそう。ただし、ゆうさんの結婚式への思いを知ってからは最大限サポートしたいという思いも芽生えていたのだとか。

質問

どんなふうに話し合った?

回答

両家のバランスが悪いことを気にしていた彼にゼクシィの実例を見せてゲストの人数差は気にしなくて良いということを知ってもらいました。さらに、私たちは共通の友人が多かったので、共通のゲストは彼側のテーブルに配置することにし、両家の人数差をなくすことに。(ゆうさん)

質問

彼の気持ちが変わったのは?

回答

ゲストの人数差は気にする必要ないと知ったこと、「人数は気にせず、お互いに大切な人を招いて私たちのことを知ってもらおう」と伝えたことで彼が前向きになってくれました。席次表を作らず「どちら側のゲスト」ということを明確にしない工夫も取り入れてよかったことです。(ゆうさん)

ふたりが挙げたのは「両家のゲストを分けない一体感のある結婚式」

彼のコメント

大切なゲストとの時間を大切にしたいと考え、歓談の時間をメインに据えた結婚式をゲストハウスで行った。共通の友人を新郎側のテーブルに配置したことで両家の境がなくなり、会場に一体感が生まれる効果も。みんなと会話や写真撮影をめいっぱい楽しんだり、ふたりの日常や前撮りの様子を収録した新郎制作のプロフィールムービーを見てもらったりと、ふたりを知ってもらう貴重なひとときになった。

Other cases

同じ悩みを持つカップルはこんな話し合いを
花嫁

【誰に感謝を伝えたいかを考え、結婚式の形を決めた】
彼の仕事柄、全国各地に知り合いがおり、誰を招いたらいいか迷っていました。私は親への感謝は伝えたかったので、ふたりで話し合って両家の家族だけのフォトウェディングと食事会を実施することに。家族とゆったり過ごせて正解でした。(おーりーさん)

花嫁

【ゲスト決めは親・友人を中心にふたりで相談】
友人が多い彼はゲストの人選に悩み、いっそのこと結婚式をしない方がいいのではと考えていました。そこで、ゲスト決めはふたりで一緒に考えようと提案し、親しい人のみを招待。準備期間もどちらかが負担するということはせず、協力して進めていこう、と決めました。親や友人に見守られて行った人前式は感動的で、やってよかったと実感。(おいもさん)

花嫁

【情報をリサーチし招待ゲストを判断】
彼は友人が少ないことを気にしていたので、私と彼で招待ゲストの人数に差が出そうと迷いがありました。しかし、いろいろ調べるうちに人数にこだわらなくても良いことを知り、本当に親しい人たちだけを招こうということで意見が一致。おもてなしを重視した結婚式を行いました。(HHさん)

From 編集部

後悔しないように、ふたりの思いを伝え合ってみて

先輩花嫁の実例やコメントからは、彼が結婚式に消極的な理由に対して、きちんと話し合うことでふたりの納得のいく着地点が見つかっている様子。
もちろん話し合いの結果、結婚式を挙げない選択をするカップルもいるけど、結婚式を「する」「しない」という結果だけにこだわらず、お互いの考えを擦り合わせることが夫婦として大事なステップ。ぜひ後悔のない選択を!

取材・文/関原のり子 D/ロンディーネ 構成/間宮 愛(編集部)
※記事内のコメントは2023年5月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー34人によるもの、および、コメントとデータは2023年5月に過去3年以内に結婚した20~30代の男女220人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2023年7月時点のものです

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