【ソリティア×結婚指輪】日常使いしやすい“一体感”ある重ね着け９選

婚約指輪と結婚指輪の重ね着けで一体感を持たせるポイントをジュエリーコーディネーターの小俣友里さんに教えてもらいました。以下のポイントを意識して選んでみましょう！

【POINT１】
「ラインを揃え、重ねた際の隙間をなくす」
２本を重ねた際に、間に隙間が空かない方が一体感が出ます。そのためには、婚約指輪と結婚指輪のライン（ストレート、S字、V字など）を揃えることが大切です。

【POINT２】
「リングの断面の形状と厚みを揃える」
アームの断面の形状は大まかに分類すると、ふっくらした甲丸（切断面がかまぼこ型）と、エッジが角張っている平打ち（切断面が四角）に分かれます。甲丸は柔らかな印象、平打ちはシャープな印象なので、形状は揃えるのがおすすめ。また、リングの厚みも揃えることで一体感が生まれます。

【POINT３】
「デザインのテイストを揃える」
婚約指輪と結婚指輪のデザインのテイストはさまざま。エレガントな婚約指輪にカジュアルな結婚指輪では、重ね着けした際に何ともちぐはぐな印象に。デザインのテイストも揃えることで一体感を醸し出します。


次からは最も簡単に一体感を得ることができる“ライン”にフォーカスした組み合わせをご紹介。あなたのイメージに合った婚約指輪の重ね着けを見つけてみてくださいね。

定番のストレートライン同士は、安心感を与え、オーソドックスな印象

【Straight Line１】
ストレートのソリティアリングはまさに婚約指輪の定番。これに同素材・同ラインの結婚指輪を合わせるパターンは、シンプルで手になじみます。メレダイヤモンドがあしらわれた結婚指輪を合わせれば、さりげなく華やかさをプラスできます。

【Straight Line２】
プラチナではなく、イエローゴールドの結婚指輪を合わせれば、クラシカルな雰囲気。ゴールドの色みが華やかなので、メレダイヤモンドは１粒でも程よいアクセントに。２本の指輪のラインとデザインの雰囲気が合っているので、素材違いでも違和感はありません。

【Straight Line３】
緩やかにツイストされたデザインにメレダイヤモンドをふんだんにあしらった結婚指輪と合わせると、ぐっとエレガントな印象に。華美過ぎず、日常的にも身に着けやすい組み合わせです。

こんなタイプにおすすめ！

ストレートライン同士の重ね着けは、見る人に安心感を与えます。少し物足りなく感じる場合は、メレダイヤモンド付きの結婚指輪を合わせると、華やかさやオリジナリティーがアップします。（ジュエリーコーディネーター・小俣さん）

V字ライン同士は、スタイリッシュで大人っぽい印象

【V Line１】
シャープな印象があるV字ラインの婚約指輪。指がほっそりと長く見える視覚効果もあります。シャープな印象をそのまま保つなら、何も装飾のないシンプルなプラチナV字リングを合わせて。

【V Line２】
はっきりとした色みのイエローゴールドは、V字リングとも好相性。１粒だけあしらわれたメレダイヤモンドがすっきりとした雰囲気で、おしゃれかつクールな雰囲気の組み合わせです。

【V Line３】
V字リングをほんの少し華やかな雰囲気で身に着けたいのなら、メレダイヤモンドを贅沢に並べた結婚指輪を。きらめきの相乗効果で、婚約指輪のダイヤモンドが一層輝きます。

こんなタイプにおすすめ！

V字の重ね着けはラインをさらに強調することになり、視覚効果で手を細く長く見せてくれるでしょう。なお、V字といっても、U字に近い緩やかなカーブのものもあり、こちらは少し柔らかい印象に。（ジュエリーコーディネーター・小俣さん）

緩やかにカーブするS字ライン同士は、柔らかい印象

【S Line１】
オーソドックスな中にも、しなやかさを感じさせる婚約指輪に、粒感のあるメレダイヤモンドがあしらわれた結婚指輪を合わせれば、優雅で上品な印象に。２つの指輪が作り出す柔らかなＳ字のカーブが指に優しく添い、手の表情もたおやかになります。

【S Line２】
優しい印象を与えるS字ラインなので、プラチナとも相性のいいピンクゴールドがおすすめ。ふっくらとしたフォルムにメレダイヤモンドがあしらわれたデザインの結婚指輪はピンクゴールドの色みにすることで、よりフェミニンなイメージに。

【S Line３】
S字ラインをほんの少しシャープに見せたければ、メレダイヤモンドが斜めにあしらわれ、すっきりとした印象のある結婚指輪をセレクト。婚約指輪のセンターに配された大きめのダイヤモンドがアクセントとなり、スタイリッシュに。

こんなタイプにおすすめ！

指に優しく添うS字ラインの重ね着けは手をほっそりと美しく見せてくれます。S字のカーブの度合いはさまざまなので、購入時にはしっかり試着して２本のカーブが合うかどうか確認を。（ジュエリーコーディネーター・小俣さん）

取材・文／粂 美奈子　撮影／上野 敦　スタイリング／福崎香織　モデル／ほのか　D／ロンディーネ　監修／小俣友里　構成／間宮 愛（編集部）
※文中の略語は以下の意味となります
Pt＝プラチナ、K18＝18金、YG＝イエローゴールド、PG＝ピンクゴールド、ct＝カラット
※ダイヤモンドのカラット数はセンターストーンの大きさを表したものです
※価格はダイヤモンドの大きさ、指輪のサイズ、地金の相場によって変動することがあります
※掲載されている情報と商品の取り扱いおよび価格は2021年９月時点のものです

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