【結婚式レポートin栃木県】全てを受け入れてくれた彼と今日を迎えられた奇跡に感謝
手作りも頑張って支えてくれた人みんなに恩返しを
結婚願望がまるでなく「多分一生独りだよ」と公言していた克典さん。東京に出て体を壊し、実家に戻って療養生活を送っていた紗友莉さんも「花嫁になるのは夢だったけどもう無理」と自分の憧れにそっとふたを。そんなふたりが共通の友人を介して出会い、初めてとは思えないほど意気投合し交際へ。「何度も『私でいいの』と聞いたけれど、ぶれずに支えてくれた彼。私も『彼と一緒にいたいから早く元気になりたい』と思うようになりました」。1年後「一生彼女を守りたい」と思った新郎がプロポーズ。ふたり色に染められる純白のゲストハウスで結婚式を挙げることに。
挙式当日、ふたりが一番こだわったのは、今まで支えてくれた人に感謝を伝え、笑顔になってもらうこと。心を込めた手作り、意外な場所からの入場、鮮やかなドレスへのお色直しなどで楽しい雰囲気を盛り上げた。「お金もかかるしお互いへのサプライズはやめよう」と話していたが、挙式前のチャペルで、新婦は新郎へ愛と感謝を伝える映像を用意。披露宴では新郎が108本のバラと一途な思いを届け、驚き、目を潤ませる花嫁の笑顔にゲストも感動。幸せなふたりの姿が、支えてくれた人への一番の恩返しになった。
優しく、時に厳しく育ててくれた父母とチャペル入場。母から「幸せになってね」と言葉を掛けられ泣きそうに
純白のチャペルの前の大階段に手作りリボンシャワーやバルーンが映えた
新婦のブーケトスの後、新郎がビビッドなかつらを投げるアフロトスを
LOVEオブジェ、ウエディンググラス、インスタパネルなど、おもてなしの思いを込めて頑張ったDIY。チャペル入場時に子どもたちが持つフラッグも手作り
ステンドグラスがきらめくチャペルで、「彼を泣かせちゃおう」と新婦手作りの映像をサプライズ上映。新婦の愛が伝わってきて、新郎は笑顔全開
ゲストの意表を突いた大階段入場。挙式はプリンセス、披露宴は優美な貴婦人と2WAYドレスで雰囲気を変えた
高校時代からの親友の手紙に笑顔と涙が
いちごケーキもスタイリッシュに。ファーストバイトまで大盛り上がり
料理自慢の会場。デザートビュッフェも大好評
親娘涙でハグし合った花束贈呈の後、新郎もサプライズで親への手紙を
群馬県館林市在住
原 克典さん(29歳)
紗友莉さん(29歳)
挙式日:2018年11月4日
会場:プリマディーバ
招待客:76名
出会いは2015年七夕。彼が病気を気遣いながら外に連れ出し、彼女も少しずつ元気に。今では病気も完治。
※ゼクシィ茨城・栃木・群馬版2019年5月号より転載
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